わしのまま

Percussionist, Vocalist & Songwriter とくじろうのブログ

ラテンセッションとラテン研究会

何度かあっちゃこっちゃへ書いてるけど、自分の整理のために再度。

 

 

ジャズやファンクのセッションを出来る場はあるけど、ラテンて、デスカルガなんちゃらってタイトルのライブでもライブの内1〜2曲くらい飛び入りできるシーンがあるくらいで、いわゆる『セッション』みたいなことが出来る場所が大阪にはなかった、と思う。10年くらい前は。

 

メキシコでパーカッションのレッスンの帰り道、『この音楽でわしはやっていくことになる』ってふっと思って帰国するも、まだインターネットが普及する前でもあり、そもそも関西にそんなバンドやグループがあるのかどうかも知らず、また、どこへ行けばその情報があるのかも分らず、モヤモヤと1年以上を過ごした経験がある。

 

わしの場合、ヘッドの交換に行った楽器屋さんで情報をもらって(この楽器屋さんへ辿り着くまでにも大分探しまわったと思う)、ラテンのバンドをやってる人のバーへ飲みに行って話をして、というのがきっかけでなんとかラテン音楽の世界へ入って行く事が出来たんやけど。

 

そこから10年近く経って、色々環境の変化もあった。

当時1〜2年くらいぼんや〜〜り心の隅にあったアイデア

『大阪でもラテン音楽でセッション出来る場があればええのになぁ』

 

自分がラテン音楽の世界へ入って行くのに苦労をした経験もあるし、情報を交換出来る場所があるってのがどんだけ大事かも解ってたし、何より、ひとり楽器をいくら練習しても演奏をする場所や仲間がおらんとどうしょうもない事を身にしみて知っとったさかいに。。。

 

関西のラテン界隈も人口はそんなに多くはないさかいに、それまで上の世代の人とも、下の世代の人間とも、もちろん同世代の人間とも、ラテン音楽をやってる人とはたいてい一緒にバンドをしたり、仕事もしてたし、みんな顔見知りやった。

年齢的にも30代真ん中くらいで、ちょうど真ん中の世代。

 

で、ある時、メキシコで『ラテン音楽で~』と思った時と同じような感覚で、

『自分は真ん中の世代なんやし、上の人とも下の人間ともつながってるし、その間を橋渡しできるようにして行くのはわしの役目なんかも。。。その場が無いんならやればええんや!』

と、ふっと思った。

自分の練習の場にもなるし一石二鳥やん♬ って。

 

そこからが1年だったか2年だったか。

どの世代の人間でも気軽に参加出来るようにするにはやっぱし下の世代の人間と一緒にしんと自分よりも下の世代の人間は来にくいやろうなぁ、と思うようになり、いよいよ実現に向けて動き出した。

 

で、声をかけたのが、当時よく一緒してたピアノのりほちゃん、ベースの石井くん。

パーカッションつながりでちょくちょく顔を合わせてたかめちゃん。

というわけ。

 

ただ、やろうとはいうてもラテン音楽のコードなんか採ったこともないし、そもそも譜面がない。

そこで相談したのが当時『Ambiente Bolerico』という名義で一緒にやってて、お願いもしやすかったピアノの竹本あや。

今でこそ自分でコード採って譜面も書くようになったけど(とはいえ、りほちゃんにコードは添削してもらってるけど)、当初セッションでやってた曲の大半は彼女に譜面を書いてもらったもの。

彼女にはホン〜〜マに世話んなった。

 

そんな経緯で2010年4月にスタートしたラテンセッション。

9年目を迎えた今現状に目を向けてみると。。。

どうやら当初の目標やったものはおおよそ実現してるんかも。

 

上の世代の人も遊びに来てくださるし、下は学生が来てくれたりもする。

ラテン音楽に興味を持った他のジャンルのミュージシャンが遊びに来てくれはることもあるし。

どうやら交流の場という目的も果たせてるようで、セッションを通じて知り合って一緒にバンドをするようになったり、ってこともあるようやし、情報交換なんかもしてるみたいやし。

今では関西以外の地域から遊びに来てくれることもあったりするし。

 

ただひとつ、当初からの目的のひとつ、『踊る人』も遊びに来てくれる場、というのは今後も引き続き課題やな。

そういうつもりで、最初はCELL BLOCK(現CELL)でセッションを始め、うちの相方『きーちゃん』にも初回から手伝ってもらってるんやけど。

 

あと、欲を言えば、ボーカリストや管楽器の人がもっと来てくれる場所に出来れば。

それには後ひと工夫、ふた工夫が必要なんやろうなぁ。

用意してる譜面はどれもin CのCメロ譜やし、ぱっと読み替えが出来ないと管の人には参加しにくいのは確かやし。

歌の人は以前に比べれば来てくれはるようにはなってるけど、根本的に来にくい何かがあるんかなぁ。

なかなかムズカシイ課題やな。どうしたもんか。

 

少し前にも書いたけど、7sonoraでわしがやろうとしてること。

で、このセッション。

 

今回の岡山の合宿で松木さんが言うてはったけど、われわれみたいなやり方でやってるセッションは東京にもあまりないんやね。

東京みたいにセッションが出来る場所を大阪でも、って思て始めたセッションやのに、知らん間にそんなことになってるなんてな。

それはひとえに年々活躍目覚ましいホストメンバーのおかげなんやけど、わしも少しは誇りに思てもいいのかな。

 

どうやらわしはあんまり日本では前例のないことばっかりやってるみたいで、一緒に走る人が周りには見当たらんくって正直不安になる。

もうちょっと人間関係が器用やったらよかってんけど。

 

話を本筋に戻そう。

 

ちょうど大阪でセッションを始めた頃と時期を同じうして、岡山でラテン研究会が岡城さんの発声のもとに始まる。

正確には2~3年後だったかな。

そのきっかけ、というか、目指すところはわれわれと同じで、以来、年に何度かメンバーを引き連れて遊びに来てくださるように。

われわれ4人と岡山のラテ研の方々とのつながりはそこからやさかいに、もう、かれこれ長いし、同志。

 

そうやって年に何度か大阪へ遊びに来てくださってはいたものの、そこに参加できない方もあるし、近そうで遠いし、しょうみ金もかかるし、じゃあ岡山でセッションを!というのがそもそもの岡山でのLatin Kampの始まり。

 

今回3回目となったLatin Kampは過去最高の参加人数やったみたいなんやけど、地元からの参加人数は初回と比べると減ったんやないかな。

前回今回と関西や他府県からの参加者も増えて、イベントとしては年々盛り上がって来て嬉しい反面、地元からの参加が減ってるんやとすると、主客転倒。なかなかのジレンマやなぁ。

 

岡山を中心に、四国・中国地方ラテン音楽のすそ野を広げて、ラテン音楽に興味を持った人が気軽に遊びに行ける場を提供する。

われわれ同様そこを目指してはるのがラテ研やと思うし、まずはそこが満たされんとね。

日頃から尽力してる岡城さんが一番嬉しいのはそこやろうし、われわれもそう思って力添えをさしてもろてるし。

 

岡城さん曰く、岡山ではジャズの人がラテンの方へ来はることはあまりないらしいんやけど、シーン的にそこが上手くくっつけばお互いにより面白いことができるのになぁ。

 

そういう意味では、今年はジャズをふだん演奏されてる方が参加されてて、楽しんでくださったみたいなので、その方を中心に横へ上へ下へと伝染していけば、今後何かが起こるかも知らんし、楽しみやね。

 

とにもかくにも、みんな楽しんで笑顔で帰って行かれたみたいなので、今回の合宿も大成功でしたね。岡城さん♬

ほんとにご苦労さまでした!

そして、いつも諸々の段取りをして頂いているラテ研のみなさん、ご苦労さまでした!&ありがとうございました!!

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※ 写真は参加者のものを拝借しました。