フルートの福留さんにお誘い頂いて、福留さんが音楽監督を務める阿武山音楽祭にゲストとして参加してきました!
とにかく素晴らしかった。。。
この一言に尽きます。。。
プロ・アマというスタンスの違いなどは関係なく、技術の向上ということよりもその先にあるより大きなものを参加者全員で共有し表現するために、長い時間をかけて、音楽祭というひとつのものに向かって演者も裏方さんたちも一丸になって取り組んでいる。
そんな手作りの音楽祭。
だからと言って演奏のレベルが低いなんてことは決してない。むしろ逆。
上手い演奏、上手い歌が必ずしも人の心を打つわけではない。
そこに気持ちや思い、大げさに言うと魂が入っていなければ。
自分は歌を歌うから常々そのことは考える。
『てにをは』のひとつひとつ、隅々にまで気持ちが乗るように。
自分のレベルの低さを肯定しようというわけではなくてね💦
もちろんレベルアップを目指して練習はするよ。歌も楽器も。
技術だけでも気持ちだけでもあかんしね。
ま、そもそも何がいい演奏で何が良くないかは人によって違うから、正解はないと思うけど。
永遠のテーマ、よね。きっとこれは。
いや〜〜〜、それにしても緊張したわぁ💦
近年で言うと、ライオンキングの初日くらい緊張した。
福留さんはもちろん、演奏者のみなさん、関係者のみなさんの思いが大きいし、数が多いもんね。単純に。
そこへスペシャルゲストとして呼んで頂いてるわけやさかいに、何をか言わんや。
でもなんとか役目は果たすことが出来たみたいですε-(´∀`)
それにしてもええ経験をさしてもらいました。
オーケストラをバックに歌う機会なんてそうそうないもんね!!
自身ブラバンあがりでもあるし、たまらん♡
そして何より今回自分にとって大きかったのは、子供達の歌、声の持ってる力のすごさを再認識できたこと。
打上げの席で何人もの方が言われてましたが、わしもリハーサルの時から気を抜いたら泣きそうになってた(笑)
まっすぐで、曇りがなくて、ピュアなあの子供達の声。
大人が何をどんな風にやったってあれには勝たれへんね。ほんま。
最初の話ではないけど、上手いとか下手とか、そういうことに泣かされるわけではないもんね。大人が何人も(笑)
リハーサルの時からそれを感じてたこともあって、だからこそせめて今回は自分の持てる限りの精一杯の力で、この歌(マークアンソニーの『Vivir mi vida』)の持ってるもの表現出来れば、と臨んだわけでした。
だからこそ余計に緊張したんやと思うけど😁
結果、物凄くエネルギーを使って疲れたのはあるけど、演奏活動を始めた当初持っていた、自分の中にあって近頃は目を向けなくなってしまっていたある事に気付くことが出来た。
これは今後も続けていく演奏活動に大いに影響してくることなので、本当にいろんな意味で貴重な機会を与えて頂いたことに感謝です。
福留さん、倉さん、オーケストラのみなさんをはじめ関係者のみなさん。
この度は本当に貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。
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阿武山音楽祭 公式ホームページ