わしのまま

ラテンパーカッショニスト「とくじろう」のブログ

ふるさとの言葉で

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参加してもうかれこれ6〜7年になる見原よう子さんの3rdアルバム『想いイロといろ』が先日リリースになりました。

 

その1曲目に収録されている『ふるさとの言葉で』はわしが歌詞を書いて見原さんが曲を付けた歌。

7sonoraの『あなたのいた風景』よりも前に書いた曲で、わしの中では勝手にふるさとシリーズって言うてるんやけど、『あなた〜』は東北出身の女性が主人公なんに対して、この『ふるさとの〜』は淡路島出身。

ていうか、こっちの方はもう100%わしのふるさとに対する思いを詰め込んだ歌ですわ。

 

いまでも帰省する度に必ず訪れる小高い丘があるんやけど、昔っから、それこそ小学生のころからその丘からの風景が大好きで。

 

淡路島というと同じ近畿圏でそれほど言葉もイントネーションも変わらへんねんやけど、やっぱちょっとずつ違うねんね。

ふだんはなるべく通じるように標準的な関西弁で喋るようにしてる、つもり(;^_^A

 

地方出身の人間がみんなそうなんか、わしがとくにそうなんかは解れへんけど、自分がほんまの素でいられるんは淡路の地元の言葉を喋ってる時なんよね。

せやし、たまに地元の連れと会ったりして喋るんはすごい大事やといつも思う。

 

こっちへ来てから地元の言葉で通じへん言葉がけっこうあったりして、その都度その都度言葉を修正して来たんやけど、おんなじように心も修正して修正してそうやって大人になって行くんやろなぁ、って。

波風立てんように、傷付かんように。。。

わしがわしって言うのは自分を守る最後の砦のようなもんなんかも。

とかいうて、淡路におった頃は『わえ』やってんけど(;^_^A

こっちに来てちょっとカッコ付けて『わし』にしてんけどね(笑)

 

 

それと自分がむかし気質なんか、どこか心の片隅に故郷に錦、っていうのがあって。

一旗揚げるまでは、みたいなかんじでこれまで同窓会やらにも少し気後れがしてよう出んかった。

みんな地元やそれぞれの土地で頑張って生きてるのに自分は。。。

引け目みたいな負い目みたいな、そんなところがあって。 

 

大好きやけど距離を感じるふるさと。。。

自分が距離を置いてるだけなんやろうけど。。。

 

そんななんとも微妙な思いを『えいっ!』って詰め込んで書いた歌詞ですが、見原さんも気に入ってくれて、好きやと言うてくれるひとも居て。

見原さんが付けた曲がよくって、それもあって今では大好きな曲の1つです。

 

 

全12曲入りのアルバムですが、どの曲もほんまにステキ。

言葉を大事にする見原さんの思いがぎっしり詰まった『想いイロといろ』

わしの曲もそうですが、ダウンロードで単品でも、アルバムでも入手可なんで是非聴いていただきたいなぁ。

 

原よう子 official H.P

http://yokomihara.music.coocan.jp/

 

CDの入手は

https://www.facebook.com/clovernoashioto.info/

 

各種ダウンロードサイトへは

http://www.tunecore.co.jp/artist?id=189085

 

 

「想ひイロといろ」

1 ふるさとの言葉で

2 金木犀の香り
3 愛の波紋
4 ひとひらの桜の花びら
5 見守っていてほしい
6 風に揺れるコスモス
7 風の音
8 セルリアンブルーとバーミリオン
9 翳りゆく日々
10 星空
11 あさがお
12 虹の扉 水色の空

 

[member]
原よう子(Vo)

山田裕(7弦Gt)

川辺ぺっぺい(B,Gt)

武井努(Sax,Fl,Cl)

竹内仁美(Pf)

とくじろう(Perc)

 

税込み¥2700