わしのまま

ラテンパーカッショニスト「とくじろう」のブログ

ニューカマー

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某オークションにて送料とおんなじくらいの金額で買ったコイツ。

長い間ずっとチェックしてて、ようやく。

左の写真の状態で、ペグなし皮なしやってんけどね。

新しい丸型エンブレムやし、金具の焼け跡から見てもそんなに古くはないし、比較的打痕も少なくて、ええ買いもんでした。

 

それはええとして、皮にするかプラにするかさんざ迷った末、皮の予備(極厚で机並に硬いけど💦 )は持ってるしってことでプラに。

これまでもずっとニュースキンは使ってるし、音の想像もつくし、まあ、そういう音やろうと。

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ところがこれが全くの想定外💦

これまで長いことキント・トゥンバの組み合わせでしか実はやって来てなくて、コンガは3本目、4本目としてしか使ってなかったんよね。

だからチューニングをCまで上げることがなかったさかいに気が付かへんかったんやろなあ。

 

ヘッドの個体差なんか、新しいからなんか、はたまた某先輩の言うリムとの相性なんか、とにかく倍音がすごい!!ヒドイ?エグい?かな😅

これまでニュースキンを使って来てこんなに「なんじゃこりゃ!?」って思たんは初めて。

まだ皮とボディが馴染んでないからってのも大いにあるとは思うんやけど、現状では、ボディの音6:倍音4くらいな感じで。

かなり細かくチューニングしてもそれ。

楽器始めたてでまだオープンが鳴らんころ、オープンの音に倍音が混ざって鳴る、まさにあんな感じ😅

初心者にはこの組み合わせは絶対オススメ出来へんわ💦

要経過観察やけど。

 

この、コンガ + ニュースキンてのがこんなんやとは知らんかったんで、FBで助けを求めたんやけど、どうやらこの組み合わせはこんな感じみたいやね。

コンガをメインに使う人でこれから初めてニュースキンを使う人は覚えておいた方がいいかも。

大きめの編成でやるとそこまでは気にならんけど、小編成のアコースティックな現場ではやかましすぎて使えへんのちゃうかなぁ。

自身まだライブでは使ってないし、なんとも言えんけど。

 

さて、実はFBの投稿を見た某先輩からメッセージを頂きまして。

バッテンで色々試してみては?と。

パンデイロのミュートなんかでもよく見るあれですね。

ヘッドの裏にガムテとかでバッテンでミュートをするやつ。

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実はFBに投稿した際にバッテンでも試してみてたんやけど、養生テープで重ね貼りせずに1本ずつバッテンをしてみただけやって、それでも全く効果がなかったんで「だめだこりゃ」ってことで助けを求めたんよね。

 

で、某先輩から、重ね貼りやテープの長さを調節することを教えて頂いた。と。

 

そこで、あれこれあれこれいっぱい試してみました。

ここからがFBの投稿の後日談。

 

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画像は2パターンだけやけど、短めのバッテンの一重から、重ね貼りを二重三重四重、ガッチガチにミュートまで、貼ってはひっくり返して叩いて貼ってはひっくり返して叩いて、、、2時間くらいやったかなあ💦

 

そこから一つの答えを導き出しました。わしなりの。

 

直近のライブはカリブレなんで、とりあえずはノーミュートでやる。

 

というのも、このコンガ + ニュースキンの組み合わせのこの倍音

想像以上にスゴイ😅

 

画像にあるようにガッチガチにミュートしててもまだ鳴りよる。

オープンなんかサスティーンがまったく無くなってポッ・ポッとしか言わんのにひつこく倍音はヒ〜〜ンって言いよる😅

かなり倍音もマシにはなるけどね。そこまでミュートすれば。

 

倍音を抑えようと思てミュートをするとオープンのサスティーンも犠牲にすることになる。

ミュートを厚くすれば確かに倍音はある程度抑えられるんやけど、これくらいなら倍音我慢出来るかな、っていうところまでミュートをするとかなりオープンの音が犠牲になっちゃう。

かなり分の悪いトレードオフやわ。これ。

 

ほれ。

コンガ叩き、皮もの叩きなら悩ましいでしょw

おとなしく皮にする。ってのが一番の解決やとは思うけどねw

 

ただ、このコンガ + ニュースキンのメリットもあるんやなぁ。

だから今回はノーミュートでやろうと思たわけなんやけど。

 

これまでコンガ(11.75)をメインで使ったことがなかったさかいに知らんかってんけど、練習をするようになって初めて気付いた。

 

単純に音がデカいw

キントの場合はCやとベースに負けるし、どの音も埋もれて心許ないけど、コンガの場合はCでも十分戦闘力があるんやな。

どんなコンガでもビィ〜〜〜ンて鳴らすキューバ人なんかやとどんな楽器でもチューニングでも関係ないやろうけどw

 

むか〜〜し使ってたコンガ(11.75)は、あれは今思うと鳴らん楽器やってんな。。。

だからそれ以来コンガ(11.75)は鳴らんっていうイメージがあって、今までずっとキント + トゥンバでやって来たんやもんな。

 

これまでついついニューヨークものやる時でもC#でやってたけど、色々謎が解けた気がするわ。

20年からやって来て今ごろ。

遅っ😅

 

オープンの音はまだ楽器と皮が馴染んでないしそこそこなんやけど、スラップはびっくりやな。

単純にサイズがデカいし、音もデカいんやろうけど。

こんなことならもっと早いことコンガ(11.75)買っときゃよかった😅

 

むかし、ティンバが全盛の頃はだいたいどのバンドもチューニングはC#とかDやったけど、今どきはCが結構多いねんね。

有名どころではHavana d'primeraとかね。

そんなことを前にかめちゃんと話してたことがあってんけど、Cでちゃんと鳴る楽器も手に入ったし、ちょっと今回のカリブレではCでやってみよかな、と思てます。

 

こんだけ倍音あるけど、マイク乗りはどうなんやろなあ。。。

無観客の配信オンリーのライブでこの楽器をおろすのはちょい冒険やけど、今回は3本持って行ってるし、ま、なんとかなるやろ。

 

ということで、珍しく楽器について長々と書いてみました。

 

誰かの参考になればええんやけどね。

 

この組み合わせ(コンガ + ニュースキン)の経過報告は、ここか、FBか、またどこかで書きます!