わしのまま

ラテンパーカッショニスト「とくじろう」のブログ

コンガのオープンとスラップ

youtu.be


そないに頻繁にレッスンをしてるわけやないんやけど、それでもたまにはあるわけで。

で、そん時にいっつも困るのが、オープンやスラップの時に手がどんなふうに皮に当たるのか、その時手はどんなカタチになってるのか。

 

感情線と頭脳線で手のひらが曲がる所、そこがヘッドのヘリに沿うように、、、みたいな話は当然するし実演もするし、チェックもするんやけど、よほど感のええ人でない限りなかなか伝わらへん。

でも時間もあるし、そないにそこまでじっくりそればっかしもやってられんし、、、みたいな。

一番大事なところなんやけどね。オープンの音は一番大事やし。コンガでは。

でもそないに短い時間で分かれっちゅうのも無理な話で。

 

ヒトはどうか知らんけど、わしの場合、まともにオープンの音をしっかり出せるようになるのには1日何時間も練習して月単位で時間が掛かった気がする。

これは間違いなく個人差があるやろうから一概には言えへんけど、少なくとも近道はないよね。

 

あれ?今ちゃんと鳴った気がするけど、どうやって当たってたんやろ?

あれ?手のひらのこっち側かなぁ?こっちかなぁ?

あれ?指は?

とか、ひたすら何時間もオープンばっかりやってた。わしは。

今みたいにYouTubeなんてないし、ビデオもなかったし、まだパーカッションの人とは誰とも知り合ってなかったし。

 

今はYouTubeで「コンガ」って検索すれば簡単になんぼでも出てくるもんね。

 

で、今回この動画を撮るのに際してちょこちょこ検索してみてんけど、確かに叩き方を解説してる動画は内外合わせていくらでもあるけど、正面や上からの映像が多くて、親指側で打面の高さから当たる瞬間を捉えてる映像が少ない気がしたんよね。

きっとこの画角が一番参考になる気がするんやけどなぁ。始めたてのヒトには。

もしくは透明の皮があるなら皮の裏側からのか。

 

それと、オープンと同じで説明するのが困難なスラップ。

 

わしの場合はあれこれやって来た結果今のカタチに落ち着いてるんやけど、これも教える人によって千差万別やと思うし、敢えてレッスンでもこうでなければ、なんてことは言うてない。

 

でも、ひとつ言えることといえば、オープンにしろスラップにしろ、ヒットする瞬間に余計な力が入らへんようにせんとあかん、てことかな。

ここのところは未だに道半ばやし偉そうな事は言えへんねんけど、とくにスラップは鳴らそう鳴らそうって気が強くなると余計な力が入って、その分タイミングが遅くなる。

 

だから、わしの場合はオープンもスラップも同じ手のカタチで、当たる場所が違うだけ、っていう叩き方を目指してる。

どうしても本番では力が入ってまうんやけどなぁ。。。

 

わしは口下手やし、いろんなことを1回のレッスンで教えたがる癖があるよってに、まあ伝わったと感じたことは1度もないな(笑)

スラップに関してはとくに。

 

そんなこともあって、この動画は、基本的な叩き方(手のひらのどこで叩いてるのか)やカタチに関してはレッスンで伝えてあるってことが前提で、その上で、自分で練習するときの参考になるように、いろんな角度からのものと、スロー再生とで構成してあります。

レッスンの補足って意味で。

 

なので、分からんことはYouTube側のコメントで聞いてくれてもいいし、レッスン受けてもらってもいいし。

 

コンガの中では一番大事な音色なんで、地味やけど頑張って練習してくださ〜〜い(^^)

反復あるのみ!