わしのまま

ラテンパーカッショニスト「とくじろう」のブログ

椅子の高さ

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セッションの時に前々からいっつも気になってたことがあって、コンガの椅子の高さを調整してるヒトが少ないってこと。

 

わしもその昔はあんまり気にしたことがなかってんけど、当時レッスンを受けた先輩から教えてもらって以来、ずっと今の高さ。

 

動画の中では時間の都合で書いてないけど、なぜ高さが重要かというと、肩から先の腕の力を効率良く楽器に伝えるため。

高すぎても低すぎても、しっかり伝えられへんねんね。

サルサなんかのパワーが必要な音楽の場合、いかに生音がデカイかってのが重要なポイントでもあるし、椅子の高さはもの凄く重要。

 

わしも先輩に教えてもらって全然変わったもんね。自分でもやってて分かるくらい。

もし自分の音量が足らん(とくにオープンの)って感じてるヒトがあって、まだ椅子の高さを試してないなら、是非。

 

あ。ちなみに、パワーが必要と書いたのは、『力任せ』って意味のパワーではないので。

『生音がデカイ』っていう意味での『パワー』。

言い換えると『音が通る』、『遠くまで音が飛ぶ』って言えるかも。

 

それに必要なのは、スピードとポイントなので、『生音がデカイ』=『力任せ』ではない、ということです。

 

そのスピードをポイントに効率良く伝えるために重要なのが、椅子の高さ。

スタンドに立ててる場合はスタンドの高さ、やね。

 

そんなに音量が必要ない場合や、4本以上のコンガを使う場合、複数のコンガ以外の楽器も使う、なんて場合はハナシは別で、いかにスムーズに楽器間を移動出来るかが重要なんで、高めにすることもあるけど。

低いと肘をぶつけるとか、届かんとかね。

 

椅子の高さも構え方も楽器との距離も体型の差でけっこう変わると思うけど、ライブや動画で他のヒトのを参考にしたり、あれこれ試したりして、自分に合ったものを探ってみてくださ〜〜い♬